バレンタインデーの前日、出木杉が手作りしたというバラのチョコレートを見せられたのび太は、その出来栄えにあせってしまう。今年はみんなでチョコレートを持ちよることになったからだ。スネ夫もみんなをあっと言わせるものを用意していると聞いたのび太は、いっしょにやろうとさそうがことわられてしまう。
そこでしかたなく自分でチョコレートの家を作ろうと考えるが、まったくうまくできない。明日は仮病(けびょう)を使って家にいるとなげくのび太に同情(どうじょう)したドラえもんは、『パティシエカメラ』を取り出す。このカメラで撮影(さつえい)したものは、どんなものでもおかしにできるというのだ。
さっそく、パティシエカメラで空から野比家の写真を撮(と)るドラえもん。そして、『パティシエボックス』にカメラをセットし、材料のチョコレートを入れたところ、しばらくして本物そっくりのチョコレートの家が出てきたからビックリ!
しかも部屋の中もそのまま再現(さいげん)されており、『ガリバートンネル』で小さくなった二人は、家の中へと入ってみるが…!?

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